2026.07.24
お客様インタビュー
VOL.23 真夏のさみしさ
わのわだより2026年夏号掲載のヨガインストラクターchisatoさんのコラムをご紹介します。
梅雨も明けて夏本番。外の明るさにつられて動きすぎたり、暑すぎておおらかになったり。
でもふと静けさが欲しくなったりしませんか?
夏のどことなく浮足立った雰囲気が好きです。やたら早起きがしたくなる。冬の真っ暗な朝と違い、太陽も早起きだから、こちらも負けじと布団を出る。でもすでに外は明るく、ほどなく蝉の歌声がはじまる。彼らのリズムが次第に早くなっていくのを聞いていると、こちらのエンジンもかかり出す。(蝉って本当に一生懸命)夏の夜はゆっくりで、その明るさに夕飯作りを忘れる笑。ラフな薄着のせいなのか暑さで面倒になるのか、色々のことがまあいいいか、こんな感じでと、適当になる。おおらかにもなる。南国の人々のあっけらかんとした気質はこういうところから来るのかと妙に納得したりして。食事もさらりと軽いものを摂ることが増え、やたらに麺をすする。体に染み渡るおつゆの塩分は夏の味。
、、、とまあ夏は総じて明るく好ましい季節に思えるのですが、湧いてくる感情はどこか大味。バタバタ動きすぎたり、お祭り気分で人と会う機会が増えたり。すると、逆向きの静けさも欲しくなるのが不思議なところ。そんな折に浮かんだ疑問が「寂しい」ってよく使う言葉だけど、実はどんな感情なんだろうというもの。
友人に「ねえ、寂しいってなんやろう?私、よくわかんなくなった」と問うと、彼女は暫く考えてから、「せやなあ、私は、寂しいを時々感じたくて、一人で旅に出るんかも」と。
家族連れや友人同士で盛り上がる人々の中、知らない土地で静かにご飯を食べていると包まれる感覚。それが彼女にとっての「寂しい」らしい。かつそれが「時折必要」なのだそう。「家におったら大抵誰かがおるやん?寂しい、なんて忘れてるやんな?」って。確かに。子供が小さい頃、一人になりたい!と切実に思ったけれど、あれは「寂しさ」が欲しかったのかもしれない。(静けさかも笑)
意図的な独りぼっちは、日常に澱みが生じてきた時に有効で、エネルギーを補充し、空気を入れ替えてくれる。少し立ち止まることを促してくれる。加えて私が寂しいを感じるのは当たり前にあった何かとお別れするときでもある。あぁ夏が終わるん寂しいなって毎年言ってる気がする笑。皆さんの夏は、どんな味ですか?

Shanti Yoga Nara インストラクターchisato
出産後シャンティヨガに出会い、ヨガの気持ち良さと、自身の心と体の変化を体感。
その後インド人の先生のもとヨガの奥深さを学び、ヨガ哲学をベースとした伝統的なハタヨガのインストラクター資格を取得。
シャンティヨガにて主に木曜日の朝ヨガ・夜ヨガを担当。
【 資格 】 ・インド政府公認 TATTWAMASI YOGIC HEALING CENTER ハタヨガ指導者コース 修了
・シャンティヨガ ヨガインストラクター養成コース 解剖学の基礎知識講座 修了

〒631-0012 奈良県奈良市中山町1604-3
ASAインディアンダイニング奈良店 (旧シャンティ) 2F
※車:押熊町交差点から2分/大和西大寺駅から12分/学園前駅から8分( 駐車場有り )
※最寄バス停:南押熊駅(徒歩5分)



