2021.08.26
お客様インタビュー
VOL.3 ぷっくり、ぺっちゃんこ
輪和建設の福井です
わのわだより夏号掲載のShanti Yoga Nara インストラクターchisatoさんのコラムの第三弾をご紹介します。
かわいいイラストと一緒にご覧ください!
レッスンの前にはいつも生徒さんの体のこと心のこと最近の様子をお聞きしています。多くの学びや気づきがある楽しいひとときです。
先日、会社勤めの生徒さんが、高齢の実母と義母を訪ね、マッサージをしていると聞きました。仕事で疲れた帰り道、毎日立ち寄る日々はさぞや大変なことでしょう。しかし、生徒さんは何とも爽やかなご様子で、不思議とサポートしてくれる方が現れて助けられているのだと話してくれました。その中の一人に整体師さんがおられて、痛みを感じる部分を揉むのではなく、まずは呼吸で体の中から全身をほぐすことを教えてくれたそう。呼吸の大切さを改めて気づかされ、体もずいぶん楽になったと言います。
確かに呼吸は体の内側からのマッサージのよう。その日はたっぷり腹式呼吸の練習をしました。
腹式呼吸は、ごろりと横になり、丹田に手を置いてからはじめるとわかりやすいです。息を吸いながら、おなかを風船のようにふくらませて行き、手で軽くお腹を押して、大きくなっていくお腹を感じます。お腹の風船がぷっくりと膨らんだら、今度は風船がぺっちゃんこになるまで吐き切ります。吸う息よりも、吐く息を長めに。
手で押すことで意識がお腹に向きやすく、お腹のどの部分が動いているのかもよくわかります。普段あまり使わないお腹の下の方を使うように心がけます。
呼吸が深くなると全身をエネルギーがめぐり、手のひらがほんわりあたたかくなります。
夏は暑さで呼吸も浅くなり、冷たい飲み物などで案外身体も冷えています。腹式呼吸で内側のマッサージをしましょう。内側を終えたら外側もマッサージ。下から上へと優しくさすっていきます。日本語には手当てという美しい言葉がありますね。転ぶとさすってくれた、あのお母さんの優しい手の力です。その力を信じてみます。
すっかり元気になったら、身近な人をさすさす。手のひらのほんわりパワーのおすすわけ。
Shanti Yoga Nara インストラクターchisato
出産後シャンティヨガに出会い、ヨガの気持ち良さと、自身の心と体の変化を体感。
その後インド人の先生のもとヨガの奥深さを学び、ヨガ哲学をベースとした伝統的なハタヨガのインストラクター資格を取得。
シャンティヨガにて主に木曜日の朝ヨガ・夜ヨガを担当。
【 資格 】 ・インド政府公認 TATTWAMASI YOGIC HEALING CENTER ハタヨガ指導者コース 修了
・シャンティヨガ ヨガインストラクター養成コース 解剖学の基礎知識講座 修了
〒631-0012 奈良県奈良市中山町1604-3
インディアンレストラン シャンティ 2F
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