2022.07.18
お客様インタビュー
VOL.7 かぶとむしのおうち
わのわだより37号掲載のShanti Yoga Nara インストラクターchisatoさんのコラムご紹介します。
かわいいイラストと一緒にご覧ください!
夏といえば、みなさんは何を思い浮かべますか?スイカ?海?花火?色々と楽しみの多いこの季節、特に私を楽しませてくれているのが、カブトムシ!
昨年の夏にお迎えしたカブトムシ夫婦が、たくさん卵を産んでくれ、私は晴れてカブトムシたちのママになりました。さなぎから孵ったばかりの若者たちはとにかく暴れん坊、えさはひっくり返し、虫篭中をぶんぶん飛び回り、脱走をはかるものまで!
今思えば、昨年の、「カブタック」と「くぬぎちゃん」は老夫婦だったのでしょう。動きはゆっくり、食事も控えめ、一度も飛んだことがなかった。そんな、ほのぼのとしたカブトムシの印象を見事に覆した、今年の若者たちなのです。
そうそう、カブトムシはさなぎになって、中で一度どろどろに溶けるんですって!なので、この時期に揺らされると死んでしまうことも。丸々太って、もぞもぞしていた白い子が、一度まっさらになって、ある日ぴかぴかの兜を着て出てくる不思議!
自分たちで体を押し付けて作った土のお家で、お互いぶつからずにうまくやっていく様にも感心しきりでした。でもね、大抵の子は同じような時期に、きれいに並んで落ち着くのに、のんびり屋さんもいるものですね。いつまでたっても、うろうろ。何度埋めても土の上に出てきては駄々っ子みたいにゴロゴロしているのです。人間の子どもと同じ、いろんな子がいるみたい笑。
ふと、思春期はさなぎの時期かも知れないなあと思いました。下手に触ると中身は変化の途中で溶けてるからね。あぶないあぶない、取り扱い注意です。まぁさなぎだもんね、と色々を受け流し、ほんのり見ていてあげるといいのかなぁ。そして、「成虫」になって出てきたと思ったら、あっという間にブーンと飛び立っていくことでしょう。ただカブトムシよりは長命の人間親子は、その後もかたちを変えながらお付き合いが続くから、おもしろいですね。そんなことを思う夏の夜、カブトムシたちは今日もうるさいほど元気です。
Shanti Yoga Nara インストラクターchisato
出産後シャンティヨガに出会い、ヨガの気持ち良さと、自身の心と体の変化を体感。
その後インド人の先生のもとヨガの奥深さを学び、ヨガ哲学をベースとした伝統的なハタヨガのインストラクター資格を取得。
シャンティヨガにて主に木曜日の朝ヨガ・夜ヨガを担当。
【 資格 】 ・インド政府公認 TATTWAMASI YOGIC HEALING CENTER ハタヨガ指導者コース 修了
・シャンティヨガ ヨガインストラクター養成コース 解剖学の基礎知識講座 修了
〒631-0012 奈良県奈良市中山町1604-3
インディアンレストラン シャンティ 2F
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「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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