こだわり

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設計へのこだわり

風通しよく、より広く「広がり間取り」

広がり間取りは廊下を減らして部屋同士を繋げ、吹抜け等により横と上下の繋がりが生まれる間取りです。
部屋同士がつながることで、採光や自然通風が取り入れやすくなります。視線も抜けるので、少ない面積でもゆったりと感じます。
「小さくつくって広く住む」広がり間取りは、空間の繋がりで家族の自然なふれあいが生まれる間取りでもあるのです。

住まいへの想いをかたちに
一番初めに「ご趣味は何ですか?」から始めるヒアリングを行っています。住まう方や家づくりの夢や希望、憧れのイメージを設計担当がお聞きします。そして、住まいへの想いを間取りとして形にしていきます。
土地の環境を活かす工夫
地域の風向きや周辺の環境によって間取りは変化します。敷地も違えば、住まい方もそれぞれなので、輪和建設の家づくりに同じ間取りはありません。風通しや陽の光の取り入れ方など、この場所での暮らしをイメージしながらプランしています。
初回プランから構造計算まで自社設計で
輪和建設では、一棟ごとに意匠図から構造図の作成、構造計算、温熱計算、申請などを自社で行っています。ご要望を取り入れながら同時に構造強度の検討も行うことができるので強く快適な住まいを実現しています。
快適な住まいのための努力
お客様の望む暮らしや、家の強さ、光や風の取り入れ方、長く住まう工夫など、全て設計力にかかってきます。お客様の暮らしに寄り添う家のために、持てる設計力の全てを活用し、快適な住み心地のための努力を惜しみません。

素材へのこだわり

川上村産、吉野杉・桧を天然乾燥で

輪和建設では構造材に「天然乾燥」で仕上げた奈良県川上村産の吉野杉・桧を使用しています。家は気候風土に合った国 産材(地域材)でつくるのが一番です。私たちが吉野杉・吉野桧で家をつくる理由は、地域材である事の他、吉野の木ならではの強さや、美しさがあるためです。

  • 日本三大美林の一つで、最高級ブランド材としても名高い吉野杉・吉野桧日本三大美林の一つで、最高級ブランド材としても名高い吉野杉・吉野桧
  • 樹齢120年吉野杉樹齢120年吉野杉
  • 天然乾燥の様子天然乾燥の様子
天然乾燥で木の特性を守る

「天然乾燥」とは文字通り、厳選された良質の木を屋外に置いて自然に乾燥させる方法です。熱源で強制的に乾燥させる
「人工乾燥」に比べて、省エネですが時間や手間がかかります。しかし、時間をかけて天然乾燥させた木材は、木が本来
持つ粘り強さを保つだけでなく、香りや色つやに独特の風合いを放ちます。また、心材に含まれる、高い防腐・防虫成分
も保たれます。天然乾燥は、木の持つ本来の良さを活かした日本の家づくりに適した手法です。

昔ながらの素材

私たちが家づくりに使用するのは無垢の木や漆喰、和紙など、昔ながらの日本家屋に使われてきた素材です。これらは、暮らしにやさしく寄り添い住む人に安らぎを与えてくれます。また、時が経つとともに劣化していくものではなく、経年の変化を楽しむことのできる素材たちです。 まるで身体に馴染み、長く着ていたいと思う着心地の良い服のような住まいを造っていきたいと思っています。

屋根や床下地にも無垢材を

近年の新築では屋根や床の下地材には構造強度のために合板を用いることが主流ですが、
弊社では基本的には、合板を使わず、無垢板のみで「耐震等級3」を取ることを標準とし、
一棟ごとに構造計算を行っています。

  • 屋根下地:吸放湿性のある無垢材を使用
  • 柱・梁:柱には吉野桧、梁には吉野杉
  • 根太:太く丈夫な60mm角の桧
  • 土台:シロアリを寄せ付けない桧

技へのこだわり

私たちが「全棟手刻み」にこだわる理由

木は伐採され自然のままに乾燥していくと狂い(収縮やねじれ、ひび割れ)ながらも粘り強さを増していきます。
大工は木の一本一本の向きや木目を確認しながら、どのように木が狂い変形するかを見極め、加工し、組み上げていきます。
そうして組み上がった構造は、ねじれや狂いながらも互いにより強く噛み合います。手間がかかっても、住まう人の安全と職人の技術の継承のため、私たちは全棟天然乾燥材を使った手刻み加工を続けていきます。

  • 番付け・墨付け
    番付け・墨付け
    一本一本、木の癖を見ながら、配置や向きを定め、番付け・墨付け※を行います。
    ※番付け:柱につける番号(“ほ八”など)
    墨付け:木材を加工する目印の線
  • 手刻み
    手刻み
    大工が木に墨をつけて寸法取りをし、木材の継ぎ手や仕口(接合部)を手作業で加工していく技法を「手刻み」と呼びます。日本で生み出された伝統的な建築技法です。
  • プレカット加工との違い
    プレカット加工との違い
    プレカットは機械で木材を加工するため、木の向き等を考慮するのが難しく、接合部は組みやすいよう緩く加工されます。手刻みの場合は、接合部がきっちりと噛み合うため、筋交いが入る前の上棟直後でも構造は安定しています。
職人手作りのオリジナルの家具や建具

永く住まう家だからこそ、既製品ではなく職人による手作りの家具や建具をご要望にあわせて都度デザインし、ご提案しています。 大工が加工して組上げた家具や、吉野杉の優しい手触りの建具は家と一緒に経年変化を楽しんでいけます。 また、手作りなので、規格がありません。思い入れのある古ガラスや 欄間を新しい建具に組み込むこともできます。

事業内容