2025.08.21
木の家づくりのこと
安定した住まい
中西春代です。
8月19日のブログで國分君が住まいにおける水平と垂直の大切さを書いてくれました。
そのブログを読んで思い出したことがあります。
2軒のお家についてです。
一軒目ですが、建て替えの打合せでお客様宅を訪問し、玄関から廊下を歩いた時に真直ぐに歩けなくなりました。
一緒に行った設計士も同じくで、打ち合わせが終わり帰ろうとすると船酔いしたような気持ち悪さがあり、帰社後もその症状は残りました。
建て替え前のお家が傾いていたのです。
そのお家の敷地の隣は、山が迫っていて樹木がお家に覆いかぶさっていました。
経年による地盤の沈みでお家が傾いたようです。
そのお家の奥様は、専業主婦でほとんどの時間を自宅で過ごしておられます。
美しく上品な奥様ですが、右半分顔面麻痺で体調も優れないと辛そうでした。
2軒目のお家です。
2m近い擁壁で支えられ盛土をした敷地に建つお家です。
建売住宅として購入され25年ほどたったお家でした。
奥様の体調がすぐれず、気分転換にキッチンを取り替えたいとの依頼でした。
ご自宅を調査に行かせていただいたのですが、何か居心地の悪さを感じ気が滅入るような気分になりました。
そこで、水平と垂直を調べたのですが、やはり家が傾いていました。
そのお家のご近所に弊社のお客様が長年住んでおられるのですが、盛土をする際に元々その敷地に合った木や竹をそのまま埋めていたのを見たとのことでした。
経年で少しづつ敷地が沈み傾いたようです。
家をジャッキで持ち上げできる限り水平に戻しましたが限度があります。
どちらのお家も、家の水平を改善したことにより、奥様方の体調は快方に向かわれホッとしました。
しかし、自宅にいて体調が悪くなる、安らぎ活力を取り戻すはずのお家が、健康を蝕んでいたことに強い憤りを覚えました。
土地選びは本当に大切です。
中古物件や土地を購入されるときは、なにかアドバイスできることがあるかもしれませんのでご相談くださいませ。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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