2025.08.18
木の家づくりのこと
水平と垂直
輪和建設の國分です。
家づくりの現場に立ち会っていると、いつも感じるのが「大工さんの水平・垂直へのこだわり」です。
パッと見ただけでは分からないかもしれませんが、家の出来栄えや住み心地に大きく関わる部分なんです。
柱を一本立てるにも、「垂直が出ているか」をミリ単位で確認します。
水平器やレーザーを使うのはもちろん、下げ振りと呼ばれる糸におもりがついた道具から、長年の経験から来る“目”でもチェックなどなど。
水平垂直を出すための方法は様々で場面に応じて使い分けられており、大工さんのこだわりが垣間見えます。
少しでも傾いていると、後々の建具の建て付けや、壁の仕上がりに響いてしまうという実害ももちろんありますが、何よりもその傾きが気になってしまうのです。
床や天井の水平も同じです。ほんの数ミリの差でも、人は暮らしているうちに違和感を覚えるもの。棚に置いた物が転がったり、ドアが勝手に閉まったり。そうならないように、最初の段階でしっかりと水平を取るんです。
大工さんたちはとにかく水平垂直には厳しいです。パッと見ただけで傾いているかを見分けてしまいます。
確かに仕上がったとき、壁がスッと立ち上がって、床がピシッと伸びている家は、どこか気持ちいいですよね。
私たちが普段何気なく過ごしている空間も、その裏側では大工さんの緻密な仕事が支えてくれています。
水平と垂直、その当たり前を丁寧に積み重ねてくれているからこそ、長く住んでも快適で、美しい家になるんです。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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