HOME  >  ブログ  >  家づくり 日本の木を大工さんの手刻みで |日本の木を大工さんの墨付け・手刻みで家を造る 奈良の木の家工務店、輪和建設

2025.07.7

木の家づくりのこと

家づくり 日本の木を大工さんの手刻みで

社長の中西直己です。

今、作業場で新築の家の構造材を加工しています。

現代では住宅の構造材のほぼ9割がプレカットと

言われますが、当社はまだ大工さんが墨付け手刻み

しています。

プレカットは工場でコンピューターが機械を使って

部材をまとめて加工するので短期間で加工すること

ができます。

それによってコストが抑えられ、機械が加工するの

で品質が安定しています。

一方、複雑な加工はできません。

手作業でしかできない加工もまだあります。

また木というのはそれぞれ異なった特性(杢目など)

があります。

手作業ではその個性を生かすことはできますが、機械

はその認識はできません。

また墨付け、手刻みという職人の技術継承はできません。

 

当社は使っている構造材は吉野の杉、ヒノキといった

国産材(天然乾燥材)ですが、この構造材も輸入材が

たくさん使われていて国産材の割合は3割程度と言われ

ます。

時折、新築工事をしている現場を見かけますが、木材

の色からして明らかに輸入材という家が多いです。

国産材を使う理由は日本の気候に合った木材というこ

とです。

日本は高温多湿です。

その気候に適した木材ならば問題ないですが。

また輸入材は外来種を持ち込む可能性があります。

アメリカカンザイシロアリも日本で確認されるように

なった外来種です。

輸入材がたくさん使われる理由はやはり価格です。

輸送コストをかけても輸入材の方が安いのが現状です。

 

当社今では吉野の杉や桧を使って家づくりをしていま

すが、今の家づくりを始めたころは東北地方の杉や

アカマツも使っていました。

「日本の木」を使った家づくりでしたが、奈良県で暮

らすから「奈良の木」で家づくりをしたいという人が

増えました。

床板などは今でも福島県の杉やアカマツ、桧、三重県

熊野の杉や桧も扱っています。

 

滋賀県にある青土(おおづち)ダムです。

洪水を防ぐための洪水吐(こうずいばき)という設備

ですが、世界でも例のないタイプだそうです。

川のせせらぎのような音が聞こえてきますが、覗き込む

と吸い込まれそうです。

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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