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2025.07.8

木の家づくりのこと

漆喰塗り工事完了

戌亥です。

 

6月末から工事をしていた漆喰塗りが終わりました。

今回は珍しく壁と天井すべて漆喰塗りでした。

左官職人さんのコテの跡が模様になって、いい雰囲気です。

弊社の標準的な施工では、天井と壁の見切りに廻縁を施工して、壁は漆喰、天井は和紙や板張りなどが多いです。

壁と天井を同じ素材で仕上げた場合は見切りの廻縁がなくてもよくなります。

好みによるところにはなりますが、廻縁がないほうがすっきりしていて私は好きです。

またビニルクロスの場合は、壁と天井の柄が違っても廻縁なしで施工されていることが多いです。

 

他にも廻縁として部材は施工するものの、見た目には廻縁がないように工夫されているものもあります。

目透し見切などと言われています。

こちらも見た目はすっきりするのですが、左官材で仕上げる場合は左官材の塗厚みが見切り材より薄くないと施工がしにくかったり、目透かしの溝への施工がきれいにできない場合があるので、注意が必要です。

 

廻縁なしでの施工は廻縁の材料がなくなるので安くなるように思いますが、廻縁がない分、天井と壁の取り合い部分で仕上げ材がひび割れたりしないように工夫しなければなりません。

軽鉄(LGS)といった軽量鉄骨を使用した下地の場合は下地が金属で動きにくいため、あまり気にしなくても大丈夫ですが、木は経年での収縮などで動くことがあります。

材料を省いた分、見えないところで下地の補強が必要になります。

 

弊社では軽鉄を使うことはないので、木下地に薄いL型鋼板を組み合わせてひび割れを防止しています。

 

見た目は大事ですが、その見た目を維持するための下地は永く生活する場所だからこそもっと大切なものだと思います。

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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