HOME  >  ブログ  >  意外と普及していない住宅の断熱化(社長) |断熱化が進んでいない住宅 奈良の木の家工務店、輪和建設

2026.04.10

輪和の雑学

現場から

意外と普及していない住宅の断熱化(社長)

 

省エネ基準の義務化に伴い昨年から新築の家は断熱・気密化

が進んでいます。

新築に限らずリフォームにおいても断熱化は必須になってき

ています。

現時点での断熱性能の最低基準は断熱等級4です。

当社は断熱等級6を標準にしていますが、この等級6を採用し

ているところは意外と少ないようです。

価格を抑えるには等級4を採用するところが多いのでしょう。

一方、等級7を確保しているところもあります。

最高等級ですから販売面でのメリットはあるようです。

しかし国が勧めるこの断熱化は一般の消費者にはあまり伝わ

っていないように感じます。

また等級4ならどうなのか、等級6と比べてどうなのか、生活

してみないとわからないところがあります。

将来的に光熱費を抑えることができるとしても最初にかかる

初期投資の方が気になります。

これは耐震等級においても同じことがいえると思います。

等級3を確保していれば絶対安心なのかと言われても保証は

できません。

 

一気に断熱化が進んではいますが、国交省によると全国の既存

住宅約5000万戸のうち最低基準である断熱等級4以上の住宅は

わずか11%です。

残りの約9割の住宅は断熱性能が低いままということです。

更に断熱材が入っていない、いわゆる無断熱を含む等級1は

全体の約30%を占めています。

 

実際、省エネ基準が義務化されるまでは長期優良住宅でもない

限り等級4さえ確保していなかったと思います。

あるリフォームの打ち合わせで築10年にも満たない家が壁に

70ミリのグラスウールが入っているだけということもありました。

また、今さかんに改修されている古民家などは無断熱に等しいです。

 

今後はさらに断熱化が進みます。

等級6位は普通になっていくでしょう。

しかしここにきてイラン情勢が不安定になったことで原油を原料

としている断熱材、ポリスチレンフォーム、ウレタンの価格が一斉

に値上がりしています。

この原油はいたるところに使われているので影響は計り知れません。

この業界では断熱材だけではなく塗料から合板まで影響しています。

何とか早急に終息しないものでしょうか。

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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