2020.10.31
スタッフブログ
新築の構造図面
輪和建設の小林です。
今、新築の申請に向けて図面制作の日々です。
弊社では設計が基礎から柱梁の位置、サイズ、
耐力壁の位置、計算など構造に関わる部分の全てを図面に書いています。
プレカットされているところはそこまでの図面を書かないのですが
弊社は手刻みなので、構造の図面も設計が書いています。
平面詳細図で空間や納まりを詳細に書いてから、柱位置、耐力壁位置に問題ないか確認しながら検討しています。
また、梁の架け方、梁成なども社内でこの方が強くきれいに架けられるといった議論を交わしながら作り上げていきます。
木造は耐力壁の強さに頼らず、木組みの強さも重要かと思います。
構造計算により、柱梁一本一本まで大きさを算出して、力のかかり方も無理がないか確認しています。
設計が構造図まで一括して検討する利点は
梁や柱の見え方、トータル的な空間のイメージも考えながら検討することができます。
慎重に検討していきます。