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2024.01.19

スタッフブログ

木材のランク

輪和建設の森下です。

現在新築中の物件はボード貼り、家具製作と終わりに向かって進んでいっています。

 

輪和建設では無垢材をふんだんに使います。しかし、単に無垢材といっても、その中でランクや樹種などで細かく分かれます。

多く使うのは檜や杉です。この中で、ランクがさらに分かれます。

 

一等材・・・節ありの材料

上小材・・・節が無いかあっても小さいもの

無節材・・・節が全く無いもの

 

この3つは節の有無でランクが分かれます。一般的には節が無いものの方が上等な材料だと言われます。

 

板目材・・・木目がたけのこのような形の物

柾目材・・・木目が一本の線のようになってる物

 

これは、木目による分類の仕方です。柾目の方が丸太から材料を取るときに難しく、径の大きい材料が必要になるので、値段が上がります。

 

古民家などの50年以上前に建てられた家は、家の顔である玄関や門、お客さんを招く和室、客間などは、とてもいい材料がふんだんに使われているのをよく見かけます。樹種も杉、檜だけではなく、桜や栗、欅など広葉樹の一枚板などが使われていたりもします。

家を建てる時にひと工夫してみるのはいかがでしょうか。


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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