設計の阿部です。

先日、生駒の古民家改修のお引き渡しをいたしました。

古民家の雰囲気が好きで、内装や住まい方にこだわる若い世代のお客様でした。

天井を取っ払ったり、床を取っ払って土間空間にしたり、新しい感覚で改装をさせていただきました。

色使いも独特。落ち着いた色合いになりがちな古民家空間に、ビビッドなジュラクの緑色が差し色で入り、おしゃれな雰囲気になりました。左官仕上げや照明にもこだわりました。

こだわりのヘリンボーン貼の床は、ランダムな色合わせをご希望されました。無垢の杉を数種類の柿渋で塗装して組み合わせたものです。光の当たり具合や見る方向で、色が変化し、立体的に見えます。素敵です。

一部の壁はDIYでお客様が仕上げるところもあり、これからもこのお家は進化していきます。

「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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