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2023.11.10

スタッフブログ

解体着工しました

設計の小林です。

 

五條市で築100年を超える古民家のリフォーム工事が始まりました。

昔の味わい深い木製の建具も沢山あり、梁も立派なお宅です。

一度リフォームで梁や柱を覆ってしまった部分がありそこを元の姿に戻す計画です。

経年で黒く色が変わった柱や梁が魅力的に感じる方とそうでない方がいらっしゃいます。

「黒い床や柱・梁は、いくら磨いてもキリがないから見るのも嫌」とおっしゃる方もいらっしゃいました。

薄い化粧ベニヤで部屋を覆ってしまうのが流行りの時期もあったようで、そのようにリフォームされているお宅をよく見ます。

個人的には、建てたとき骨格(木組み)を守ることが大事と考えています。

できるだけ元の姿に戻して維持していくのは、柱梁が空気に触れ寿命が延びることにつながるので良いと思います。

 

壁で覆ってしまって見えない部分は、今までの経験で検討するしかないのですが、

解体が進むと露わになるので、再度検討し問題がないか確認します。

 

リフォームの現場はなかなか、きれいに図面通りにはいかないので、現場で調整する部分も多く大変ですが、やりがいもあると感じます。

慎重に進めていきたいと思います。

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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