HOME  >  ブログ  >  ヘリンボーンの床 | 奈良の木の家工務店、輪和建設 柿渋で着色を 古代色とウォールナット色の2色で濃淡

2023.09.4

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ヘリンボーンの床

設計の阿部です。

生駒の古民家リフォームの現場では、杉板のヘリンボーンの床が貼られました。

無垢の杉材を大工さんが現場で組み合わせて貼っていきました。普通の床を貼る何倍もの時間と労力がかかる作業ですが、出来上がったときの感動はひとしおです。

今回は、柿渋で着色をしています。古代色とウォールナット色の2色を使い、色の濃淡を出しました。無垢の杉材に着色をするので、赤の強い部分と白の部分では着色しても出来上がり色は違ってきます。また、柿渋も1度塗りと2度塗りでは微妙に色が変わります。そういった色の変化を利用して、組み合わせていくのですが、このヘリンボーン貼り、見る角度によっても色が変わり、表情がかわるのです。

 

手間と時間をかけて作り上げた世界にここだけのヘリンボーン床。背景になりがちな床がここでは主役になりました。

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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