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2023.08.30

スタッフブログ

平行人生-新宮晋+レンゾ・ピアノ展

輪和建設、大工の國分です。

休みの日を利用して、平行人生-新宮晋+レンゾ・ピアノ展を見に、大阪の中之島美術館へ行ってきました。

 

レンゾ・ピアノさんはイタリアの建築家で世界的に活躍されている方です。

ポンピドゥセンターやチバウ文化センターが有名というか、個人的にその二つが好きで、それもあって今回は展示を見に行きました。

日本の建物では、関西国際空港の旅客ターミナルビルや銀座メゾンエルメスなどがレンゾ・ピアノさんによる設計です。

 

今回の展示はタイトルにもある通り、日本人芸術家である新宮晋さんとイタリア人建築家であるレンゾ・ピアノさんの2人の歴史であったり一緒に作り上げた作品に焦点を当てたものとなっています。

 

まさか日本人の方がこれほどまでに、あのレンゾ・ピアノさんと深く関わりあい、共に作品を生み出してきていたとは知らなかったので、驚きもありつつ、少し嬉しく感じました。

 

ただ、正直なところ、新宮晋さんの作品の良さは良く分からなかったです。アートなので、良い悪いもなければ、好き嫌いも自由だと思うので、この感想に関しては多めに見ていただければ。

 

レンゾ・ピアノさんこ展示してある作品はどれも力強く、素晴らしいものばかりで、こういう構造チックなデザインが結構自分はツボなのかもしれないなと感じました。また、チバウ文化センターの模型が見れたのはとても良かったです。

 

ただ、中でも一番印象的だったのは、新宮晋さんとレンゾ・ピアノさんの2人の対談です。2人の出会ったときの話から、人と人との繋がりの深さは時間の長さではなく歩んできた人生の類似性によるという話、日本のように歴史がある国とアメリカのように歴史がない国のそれぞれの利点や欠点、日本の建築における永遠性とヨーロッパにおける建築の永遠性の違い、といったように建築という範囲にとどまらずに様々な話をされていました。

このような方たちは自分の仕事の範疇を超えて、常に様々な事を深く考え、経験と結びつけて、自分なりの答えを出しているのでしょう。

 

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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