2023.02.25
スタッフブログ
「生」と「宣」
中西春代です。
昨日のブログにもありましたように、植田監督率いる新築現場が無事に上棟を終えました。
お施主様には、改めましておめでとうございます!
今回、構造材の墨付け・手刻み加工を中心になって行ったのは森下大工です。
先輩大工にも助けてもらいながらも、責任感の強さと誠実さで立派にやり遂げてくれました。
森下大工は上棟までの一週間はよく眠れなかったそうです。
そんな中、お施主様からはそれぞれにお礼のメッセージをいただき、強風の中での作業に心配してくださったこと、日に日に家が建ち上がっていくことにワクワクしてくださったことが書かれていました。
そして、これからの無事も祈ってくださいました。
さて、先日、毎月お参りしている大神神社様より春の大祭のご案内をいただいた書面に、「祈り」、についてこのように書かれていました。
「祈り」の語源は「生(い)」と「宣(のる)」です。従って単に「お願いします」ではなく、逞しく生きる事を神様に宣言する積極的な行為です。
これを読んで、お施主様の「祈り」の中で無事に上棟させていただけたことをさらに感謝しました。
お施主様が、日々逞しく生きていてくださり、家を建てる、と宣言してくださった思いが形に現れました。
私たちは、その祈りと共に、完成まで安全第一に謙虚に務めさせていただきます。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
奈良・大阪・京都他で注文住宅の新築、リフォーム、古民家再生、古民家リフォームの施工事例はこちら↓