2022.12.12
スタッフブログ
自作の毛引き
輪和建設の森下です。
先日の休みを使って、自分で道具を作ってみました。毛引きという道具です。
本来は、毛引き刃という刃物が使われるのですが、今回はボールペンの芯を入れようと思って作りました。刃を入れるのと違って、材料に傷がつかないので、化粧材の墨付けをする際にとても便利です。
材料は欅と檜を使いました。最初は竿の部分をネジで固定しようと思っていたのですが、思ったよりも竿がきつく入ったので、とりあえずはこのまま使って、緩んできたらネジを追加しようと思っています。
毛引きの使い方はとてもシンプルで、材料の側面に当てて、線を引くだけなのですが、同じ幅の線を引くことができるため、とても重宝します。この毛引きは大工さんよりも家具屋さんなどの方が多く持っていて、何種類も使い分けて仕事をしているそうです。
大工の醍醐味は、仕事をすることもそうなのですが、自分で道具などを作る楽しみもあると思っています。まだまだ自分で作りたい道具が色々あるので、合間を縫って挑戦してみたいです。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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