2022.12.11
現場から
輪和のSDGs
下地材料の変化
そろそろ衣替え予定の中西良行です。
田原本町の家でキッチンの改装工事が始まりました。
まずは解体工事からですが、
現状の仕上げは、タイルと塗り壁です。
下地と施工方法によっては解体工事の難しさは大きく異なります。
タイルの下地で多いのはコンクリートブロック、合板、石膏ボード、杉板にモルタルなどです。
下地が合板の場合が一番大変で、今回は杉板にモルタルの上にタイルを施工されていました。
解体工事としてはスムーズに進みます。また、木とモルタル、タイルを分別しやすいので、
分けて処分することができます。
ただ、分別しやすいということは、きっちりとくっついていないということなので、
施工が悪いと年数とともに浮いてはがれてきたりもします。
施工方法の選定はどうしても、品質、価格のことを重視してしまいますが、
今つくるものは将来必ず解体されるものという認識をもって、
施工方法を考えることが大切だと感じました。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
奈良・大阪・京都他で注文住宅の新築、リフォーム、古民家再生、古民家リフォームの施工事例はこちら↓