2022.09.7
スタッフブログ
砥石台の製作
- こんにちは!
- 中島です。
生駒町の新築工事は構造材の刻みも終わり一段落しました。
後半には化粧梁や化粧柱などの仕上げをさせてもらいました。
鉋の刃を砥ぐのに現場では砥石を角材の余りやブロックなどにのせて砥いでいましたが、ズレたり、揺れたりする事が気になっていたので、今回空いた時間で砥石台を作りました。
材料は以前の解体工事で解体した敷居の材料で、親方は南洋桜と違うかな?と言っていました。
とても重くて硬い材料で、砥石台には安定するかなと思い使いました。加工するのは苦労しましたが。笑
こだわりポイントはサイズの違う砥石を固定できるよう、片側に勾配をつけ楔で固定できるようにした事です。
荒砥や中砥、仕上げ用の砥石をガッチリ固定できます。
足はニ点で支えるようにしてガタつきを抑えられるようにしました。
思いつきで作った割にはいい出来栄えだと思います。笑
これからはこれを使ってもっと鋭い刃をつけられるよう精進していきます。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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