2022.09.6
現場から
室内の左官工事
最近の韓国料理がチーズだらけなのに驚いたの中西良行です。
畠田の家新築工事では、室内の漆喰の工事が完了しました。
リビングはシンプルな黄の入った白。
寝室は淡いピンクなんです。それぞれ落ち着いた、いい色合いになったと思います。
左官材料は一般に、塗りたての色はそれぞれかなり濃い色になっていて、
乾いてくるとだんだんと色が落ちていき、淡い色合いになっていきます。
小さなカタログや施工写真では、実際の色が分かりにくく不安なお施主様からは、
塗りたての濃い色をみてよく驚かれます。
また、色合いは周りの色の影響を大きく受けます。
今回は、天井が杉の羽目板を使用しているため、白い和紙などの天井のときよりも
漆喰は淡く感じるのかもしれません。
これから、床の養生をめくり、建具が入ると、また少しずつ印象が変わっても来ます。
室内の色は特にバランスが難しく、カーテンなどで印象的な色を選ぶときは、
すべての工事が終わってから判断いただくことで、失敗を減らせるかもしれません。
↑ 塗りたて(淡いピンク)
↑ 乾いた後(淡いピンク)
↑ 乾いた後(淡い黄)
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
奈良・大阪・京都他で注文住宅の新築、リフォーム、古民家再生、古民家リフォームの施工事例はこちら↓