2022.09.1
スタッフブログ
杉材
輪和建設、大工の國分です。
冒頭の写真の載っている赤色の木材と白色の木材、これら二つの材はどちらも杉の木なんてビックリですよね。
これらの色の違いは、片方が不良品とか病気持ちの木だったといったわけでなく、杉の木は中心が赤く外側が白くなるという特徴があるため、どこで切るかによって表面に見えてくる色が変わってくるためです。
そして、ふと思いました。
木は成長の仕方的に外側が新しく中央が古いのですが、なぜこのように杉は色が変わるのでしょうか?
気になって調べてみたところ、赤の部分は外のみずみずしく若い細胞(白い部分)に栄養を行き渡らせるために生命活動を停止した部分のようです。
つまり生命活動を停止した部分が赤に変色するのが杉の特徴のようです。
つまり白身の部分の年輪の数が
その杉の木の細胞の大体の寿命ということになるのかもしれません。
面白いですね。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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