2022.08.30
スタッフブログ
型ガラス
輪和建設、大工の國分です。
皆さん、型ガラスというのをご存知でしょうか。
簡単に言ってしまえば、模様のついたガラスの事で、昭和っぽいデザインと言えばしっくりくるあのガラスです。
実際最近では様々な模様の型ガラスの生産をしているところは日本では減り、霞模様が殆どとなってしまいました。
なので、すりガラスと混同されてしまいやすいですね。
一般的なイメージとしても、模様があるガラスは古い、曇っているガラスはモダン。というのが定着しているのではないでしょうか。
しかしながら、現在でも海外では800種類を超える模様の型ガラスが製造されており、全然古い物ではなく、むしろお洒落なものとして扱われているそうです。
私は最近、霞模様ではない柄の入った型ガラスを使用した物件を目にしました。
可愛らしくて良いな〜と先ずは思ったのですが、
裏側に回って見てビックリ!
型ガラスから漏れる光が不規則な模様となって壁に映っていました。まるで木漏れ日のような、そして水中の光のような、そんな美しさがありました。
これは霞模様では作り出せないなと感じ、様々な模様の型ガラスを使って楽しむ時代がまた来て、日本の企業も様々な模様の型ガラスを製造しだしたら嬉しいなと感じました。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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