2022.08.29
スタッフブログ
現場から
伝統的な木組みの強度
こんにちは!
中島です。
生駒町での新築工事に向けて、構造材の刻み(加工)が始まりました。
これまではリフォーム現場での仕事が多く、今回が初めての新築の仕事です。
いろんな事を見て、聞いて、実際にやってみて、毎日が学びの連続です。
そんな加工の最中、少し違う所で学びがありました。
それは以前自作した作業馬の事です。
加工途中の土台を仮置きしていたのですが、家一軒分の土台を載せても壊れる事なく耐える事ができました。
というのもこの馬はサイズこそ小さいものの、家のつくりと同じように仕口を加工して作ってあります。
ホゾ入れに込栓、鼻栓で止めてある木組みの馬です。2〜300kg載せても壊れない強度をみて、ホゾの強さを身近感じ、これの数倍のサイズの仕口や継手で組み上げていく家はやっぱり相当頑丈なつくりなのだなと、思いました。
そんな事を密かに考えながらも、刻みは着々と進んで行きます。
親方が墨をしてくださった材料を墨通りしっかりと刻み、頑丈な家を建てたいと思います。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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