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2022.05.27

スタッフブログ

古民家改修が増えています

輪和建設の阿部です。
このところ、古民家の改修問い合わせが増えています。
もともとお住まいの方が改修・リフォームされるというケースに加えて、田舎暮らしや古民家暮らしに魅力を感じて古い家を購入し、改修・リフォームをするというパターンも増えてきました。

もともと古民家に住まわれている方の改修のご要望内容と、新たに古民家を購入されて改修される方のご要望内容は、若干異なります。もともと住まわれている方は、断熱、水回りの刷新、段差の解消を優先されますが、古民家を気に入って購入される方は、断熱性よりも古い木製建具を残されることを優先されるなど、今の雰囲気を残す現状維持の改修を望まれます。

また、コロナ禍の影響でしょうか、都会と田舎の2拠点生活をされるという方もいらっしゃいます。そういった外部からこれらる方は、新たな視点で田舎の古民家暮らしの良い点を見出してくれることかと思います。古民家カフェや民泊など、住居だけではない家の活かし方が良い事例です。

いずれにせよ、家はメンテナンスをしていかなければ住み続けることはできません。家主を失った空き家がすぐにいたんでしまうのは、家に風を通さないからでもあり、住み続けることも家を維持することにつながります。いつの間にやらシロアリが柱を食べつくしているという事態もありえます。少子化が進んでいる今、古い家を家族だけで引き継いでいくことは難しく、社会で引き継いでいくという流れにシフトしています。

 

新たに古民家を購入されて住まわれる方は、奈良から遠方に住んでいる方も多く、打ち合わせもままなりません。プランの確認や見積の説明など、効率よくかつ間違いがないようにどうお伝えしていくか、また、お客様のご希望を間違いなくどうくみ取っていくのか、注意しながら、工夫しながら打ち合わせをすすめていきたいと思っています。

 

我が家の隣にも空き家があります。もう何十年も人が住んでおらず、メンテナンスも全くされていません。ツタが生えて家を覆いつくし、何やら動物が住んでいる気配も感じられます。家が朽ちていくのをただ見ているだけしかできないのは、辛いものです。住人を失った家ほど悲しいものはありません。

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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