2022.05.14
スタッフブログ
もうすぐ王寺町で上棟します。
輪和建設の小林です。
王寺町の新築がもうすぐ上棟を迎えようとしています。
設計としては、そわそわわくわくする瞬間です。
弊社では、柱梁の大きさの構造計算や組み方、梁の見せ方なども各設計担当が検討し工務担当と相談して決めています。
パソコン上で3Dで見ながら検討してはいますが、実際に組みあがるまで心配は尽きません。
見えてくる梁の選別や、向き、等は大工・工務に任せているので、組みあがった時に、この梁が見えるんだなと分かります。
今回はこんな色味の梁・柱が見えるんだとわくわくする瞬間でもあります。
壁の中で見えなくなってしまう柱・梁でもとても綺麗な木材があることもあります。
それは、採れた時期や木の個性によるものです。
隠れてしまったとしても、吉野の桧・杉は美しさと共に強さがあります。
緻密な年輪と天然乾燥による粘り強さ、木本来がもつ天然の防虫効果のある香りなど、
大切な家の骨格を担う構造だからこそ、見えない部分にも全てに天然乾燥の吉野桧・杉を使う意味があります。
天然の木材の良さを損なわない為にも、大工の手刻みが活きてきます。
柱の向き、梁の向き そういった事はプレカット等の機械加工では難しい部分です。
木と対話しながら、黙々と加工し組上げていく大工さんの仕事は風景は見入ってしまいます。
youtubeで一部公開していますので、是非ご覧になってみてください。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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