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2022.05.2

スタッフブログ

輪和のSDGs

次世代と風景を共有したい

輪和建設の阿部です。

大阪から奈良の学校に通う長男の友人が、「奈良の家って屋根が三角なんだね~」と不思議そうに言っていたそうです。都会の真ん中に住むその友人の家は、マンション。周囲もビルばかりで家の屋根はフラットなのがその子にとっては普通なのです。

幼いころから慣れ親しんだものが当たり前の風景として記憶に残り、それがその人にとって普通になっていくのでしょう。では、どのような普通の風景を私たちは次世代に残していきたいのか、と考えさせられる出来事でした。

 

輪和建設は、長く住まわれる家を目指す中で、家が建つ周辺環境や次世代への配慮も大切だと考えていますし、この考え方はSDGsにもつながるものです。「長持ちする家」であることは資源を有効に使うこと、建て替えによる建設エネルギーの削減といった観点から大事です。そして長持ちさせるためには、耐久性が高い建材を採用することや構造的な強さが必要なのは言うまでもありません。その耐久性や強さに加えて、その家が愛されることも長く住まわれるためには必須だと考えます。住む人に愛されて、メンテナンスをされて、そして住み継がれていく「いつまでも愛される家」が長く住まわれる家になるためには必要です。

長く住まう家を目指して実践している内容については、先に公開しましたブログをご参照ください。

>>家づくりにおけるSDGsの実践について

 

 

古い家がどんどんと壊されて新しくなっていくスクラップビルドの風景を活気あるものととらえる時代は、もはや過ぎ去りました。地域特性を失った同じような建物も人々に求められているとは思えません。大阪と奈良の風景が違うのは当たり前で、地域ごとに違う当たり前の普通の風景や街並みを、世代を超えて共有できるようになれれば嬉しいことです。

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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