2022.05.1
スタッフブログ
中大規模の木造建築とご報告
輪和建設の小林です。
もう5月です、、、あっという間ですね。笑
先日、一級建築士の定期講習を受けてきました。
建築基準法は毎年のように改定されています。
その改定内容を把握するために3年以内に一度講習を受講しないといけない決まりになっています。
大きな変化としては、中大規模木造を斡旋する法改定が多くありました。
最近少しづつ、役所などの公共施設の木質化が増えていますね。
最近できた奈良のコンベンションセンターでも多くの奈良県産材が使用されています。
少し前までは、建物の規模や用途によっては、防火規定により、構造や表面に木材を使用する事が難しかったのですが、
日本の林業のためにも様々な試験が行われ、今まで燃えやすいとされてきた木材を使っても大丈夫なルールが数多く制定されました。
(木材は燃えるのですが、表面が炭化することでそれ以上燃えにくくなるという性質があります。)
特に幼・保育園、小学校など児童が長く滞在する空間に木材が使われることは、
ストレスの軽減、学習効率の向上、温湿環境の向上などメリットが多くあります。
我々の手掛けている住宅でも、よくOB様がおっしゃられるのは、深く深呼吸が出来るようになった、睡眠の質が上がった、とてもリラックスできる、お子様の情緒が安定した、などお聞きします。
木材は、目からも嗅覚からも皮膚からも我々に癒しの効果を与えてくれる素材です。
そういった素材が地域社会に増えることは嬉しく思います。
個人的には、石場建ての木造伝統工法に関する手続きの簡略化ができる法改定を期待したいところです。
(本当に少しづつ変わってきているのですが、まだまだ時間がかかりそうです。。。)
別件で、わのわだよりにて少し記載させていただいたのですが、
私事で恐縮ですが、第一子を懐妊しまして、5月25日㈬より産休・育休をいただく事となりました。
出産予定は7月初めです。
最終出社日は5月24日㈫の予定です。復帰は来年2023年の春頃予定しております。
現在連絡等させていただいてる方へは個別にて後任のご連絡をさせていただきます。
無事に生まれてくれるか、元気に育ってくれるか等々不安が沢山ですが、
復職後には、実体験をもって、皆様の家づくりのお手伝いができればと思います。
女性として、母として、設計者として、よりパワーアップして帰ってきたいと思っています。笑
身体が重たく、思うように動きにくくなってきましたが、最終出社日まで出来るだけのことをやろうと思います。
どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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