2022.04.13
スタッフブログ
作業用の馬作り
- こんにちは!
- 見習い大工の中島です。
最近、休みの日を使って仕事の作業用に馬を作っていました。
前回、初めて作った馬は解体した材料を再利用して刻みでも使えるようなサイズでつくりました。
今回作ったのは普段の作業で使うような、小さめの馬です。
前回の馬との違いは仕口の違いです。以前の馬はホゾ差しに二枚楔を打ち込み、抜けないようにしましたが、今回は持ち運びをする事を前提にして設計したので、ホゾ差しに込栓打ちと貫は長ホゾ差しに鼻栓打ちの仕口にしました。
栓を抜けばバラバラにできるので車などで運搬する際コンパクトになり、省スペースで運搬できます。
なんとか作り終えましたが、製作過程は失敗ばかりで本当に学びの多い遊びになりました。
本当に大工仕事はやってみないとわからない事ばかりだと改めて実感しました。
イメージするまでは完璧だったんですけどね。笑
先輩大工さんの一つ一つの所作をしっかり見て、自分で試してみて、物にしていきなたいと思います。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった木の家づくりをしています。
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