2022.01.22
スタッフブログ
流行の加湿器肺炎と湿度のこと
輪和建設の小林です。
この前ニュースで加湿器肺炎が流行っていると特集していました。
加湿器のお掃除が行き届かず、カビやレジオネラ菌等の発生により、風邪予防の加湿がかえって、菌をばらまいてしまうという事でした。
そうした菌によって、アレルギーがでて、ひどい場合肺炎になってしまうそうです。
ずぼらな我が家の加湿器の分解してみたら、水垢が、、、、。カビは発生していなかったもののびっくりしました。
水垢に何がいいのか調べたところ、クエン酸が良いとのことで、クエン酸を使ってお掃除をするとカチカチの水垢がすっきり綺麗に落ちました。感激でした。
生活の中で加湿する方法は、加湿器以外にも色々あります。
例えば、お風呂上りの浴室のドアを開けてしまう。(薪ストーブを使われている方など特に浴室もカラッとなり、室内に程よい湿度が足されます)
洗濯物をリビングや寝室近くに干す。(暖房をしている部屋であれば、加湿にもいいですが、外に干すより早く乾く印象です。)
あとは、無垢の木などの自然素材は程よく湿度を調節してくれます。(夏はジメっとせず、冬には過乾燥しにくいので安眠効果が増します。)
弊社ではほとんど使わない、ビニール素材の壁や床などの場合、加湿をしすぎると結露を引き起こします。
(自然素材でも急激な過剰加湿は結露のリスクはあります。)
自然素材の場合は次第に素材が調節してくれるのですが、ビニール素材には吸放湿する機能がないため、水滴が表面に溜まったまま、気づけば家具の裏側がカビだらけだった、、、。ということもあるようです。
また、断熱性能が低い窓(昔のアルミサッシ、一枚ガラスの窓)も外気の冷気に触れると結露するので、こちらもカビの原因になります。
(https://www.ykkap.co.jp/consumer/satellite/products/article/winter_reform/02.php より引用)
健康的な住まいを思うとやはり、自然素材をそのまま使った空間が一番良いと思います。
無垢の素材はお掃除が気になられる方が多いのですが、我が家ではダイニングテーブルを無塗装の無垢のまま、使っています。一番汚れるところで無垢のままです。笑
上等な一枚板ではないので、オイルすら塗ってないのですが、
それなりに汚れてはくるものの、意外と時間が経った汚れも水ぶきをしっかりすると結構落ちます。
また、すぐ拭くとある程度木が撥水するので、跡が残らない印象です。
何より、革製品のようにどんどん色味などが深くなってくるので、なんとなく愛着が出てきます。
汚れきったら、何か濃い目の色で塗装してもいいなと考えています。
経年変化を許容しながら楽しめるといいですね。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった木の家づくりをしています。
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