2023.07.14
社長ブログ
日本人は木造の家が好き
蒸し暑い日が続きます。
まだ7月に入ったばかりですから本格的な夏はまだ
これからですから、先が思いやられます。
日本は四季があるのですが、その中でも快適な春と
秋が短くなっているように感じます。
また雨も多ければ台風も来ます。
そこへさらに地震も多いですから、なかなか過酷な
条件下で暮らしているのかもしれません。
日本の降水量は年平均1718mmでこれは世界平均の
約2倍と言われます。
しかもその雨が梅雨から台風の時期に集中しています。
今現在も線状降水帯で今までにない降雨を経験してい
ます。
地震に関してはマグニチュード6以上の18.5%が日本
で起きていると言われるほどです。
震災が続いたので報道も地震に敏感になっているの
かもしれませんが、震度6以上の地震の発生回数は
1993年以降急激に増えています。
こんな条件下でも日本の住まいは木造住宅がほとんど
です。
これだけ地震や雨による災害が多いと住宅もすべて
鉄筋コンクリート造になってもおかしくないと思うの
ですが、「住まい」はやっぱり木造住宅がいいと考え
る人が多いんでしょうね。
昔からあるものなので日本人特有の感性かもしれません。
確かに鉄筋コンクリートのマンションや戸建ての家は
頑丈なんですが、何となく体に負担がかかるように
感じます。
しかしその木造住宅も災害のたびに基準法が改正されて
耐震性もずいぶん高まっています。
諸外国に比べても震災による被害は少ないのではないで
しょうか。
雨対策、防水に関してもこれだけ多雨ですから当然よく
考えられています。
昔は軒や庇を大きくすることで対処していたものが外壁
自体の防水性も良くなっています。
そして、高気密・高断熱による省エネを追求した家づくり
へと進んでいます。
ある一定以上の性能はこれからは当たり前になります。
そして、住み心地や耐久性も求められます。
写真は今日、完了検査に行ってきた家です。
7月22日・23日に完成の見学会をさせていただきます。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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