2019.11.21
社長ブログ
生活してみて
当社では引き戸を多用しています。
ドアはあまり使っていません。
開けっ放しにしていても邪魔にならず途中で止めて
おくこともできます。
昔からの日本人の生活にあっているように思います。
この引き戸ですが、吊り戸と言って敷居はありません。
金具で上から吊り下げた状態の引き戸です。
敷居がないので床がそのまま続いています。
掃除しやすく、躓いたりすることもありません。
しかし、使ってみると敷居がないのでやや不安定で頼
りない感じがします。
リビングに独立している柱です。
ご存知のように柱にはこのような背割りという切れ目
が入っています。
乾燥して縮んでもほかの面にひび割れが入らないよう
にするための加工です。
ですから乾燥すればこの隙間は大きくなります。
化粧柱と言っても無垢材の場合は一面にはどうしても
この背割りが入ります。
この柱は背割りに埋木をしてあります。
4面ともはっきり見えるのでこのような細工がしてあります。
背割りがやや開くくらいかなりきつく埋木をしてあります。
ところが先日、ほかの家で同じような細工をしておいたです
が、思ったよりも乾燥収縮がきつかったのか、1mmくらいの
隙間ができていました。
やはり天然物は乾燥するとどうなるかわからないものです。