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2022.01.14

社長ブログ

二酸化炭素、排出削減

 

二酸化炭素排出削減、自動車業界は世界的に大きく動き出しています。

 

日本は世界でも有数の森林国で67%の森林面積を誇ります。

しかもそのうちの約40%が人工林と言われます。

すなわちそれだけ手間をかけて造った森林があるということです。

そして、この森林は成長時には二酸化炭素を吸収してくれます。

 

 

そしてこの木材をそのまま使えば製材だけで済みます。

自然乾燥ならば乾燥のための燃料も必要ありません。

そして地元の木を使えば輸送費も抑えることができます。

これは二酸化炭素排出削減に貢献できます。

 

豊臣秀吉の時代には吉野にたくさんの植林が行われ、その材木が大きな市場であった大阪に大量に輸送されました。

当時は吉野川を利用した水運でした。

本当の自然エネルギーだけですが、さすがに現代では水運は無理ですね。

 

製材された木材は自然乾燥ののちに規格の木材に更に製材されて現場、家に使われることになります。

 

「カーボンニュートラル」

木は成長時に二酸化炭素を吸収して育ちます。

そしてそれを焼却しても吸収した分だけ排出するので環境負荷はプラスマイナスゼロです。

 

さらに「カーボンフィグゼーション」

焼却せずに長期間炭素を固定しておこうという考えです。

樹齢50年の木材を使って家を造ったとします。

その家を100年間大事に使って生活すれば50年間吸い続けた二酸化炭素を100年間排出しないことになります。

焼却、廃棄せずにこの状態が継続すれば二酸化炭素の排出削減につながります。

自分が暮らしている家を大事に使い続けることは誰もができる環境保全です。

 

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こだわり

 


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