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2025.12.27

現場から

漆喰塗り

戌亥です。

 

本日は年内最後の仕事で、内装の漆喰工事に伺っていました。

 

縁側の聚楽を剥がして、漆喰に塗り替えを行います。

聚楽の剥がしは、上の写真のような水を混ぜるとジェルのようになる剥離剤を塗りつけてしばらく放置すると剥がれるようになります。

昔は剥離剤がなかったので、霧吹きなどで表面を湿らせて剥がしていたそうですが、床が水浸しになったりと大変だったそうです。

色が濃くなっているところが剥離剤を塗っているところです。

表面が柔らかくなるとコテで剥がしていきます。

今回は下地が土壁のため、強引に剥がすと下地までやり直さなければならなくなるので、慎重に作業を進めてもらいました。

全体の剥離が終わると漆喰塗りの作業に移ります。

木部に漆喰が着かないようにマスキングをします。

漆喰を塗って、最後に掃除をして作業終了です。

 

今回はほたて漆喰という漆喰を塗りました。

名前の通りほたての貝殻を焼いて砕いたものが主原料の漆喰です。

 

塗り替え前に比べて壁を白くなり、明るい雰囲気になりました。

 

一般的に左官仕上げよりクロスのほうが安いですが、土壁に聚楽が塗られている場合はクロスを張るために

1.聚楽壁の上に新たな下地を組み、石膏ボードを張る

2.聚楽を剥がし、表面をクロスを張れる程度に平滑に直す

という方法があります。

クロスを張る前に別の工事が必要になるため、安いはずのクロスがかえって高くつきます。

また、縁側や和室のような柱が化粧で見えている真壁造りはクロスより左官のほうがいい雰囲気になるように思います。

 

年内の工事はこれにて終わりました。

本年もご縁に恵まれ、さまざまな工事をさせていただき、誠にありがとうございました。

 

2026年も皆様にとって素晴らしい年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。

 

一年間の感謝の気持ちを込めて、歳末のごあいさつとさせていただきます。

 

それでは、よいお年をお迎えください。

2026年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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