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2023.03.12

現場から

輪和のSDGs

古い納屋の解体工事

春になり屋外イベントが増えてきて参加が楽しみな中西良行です。

 

香芝市の家では納屋の解体工事が進んでいます。

写真は瓦をめくった状況で、大量の土が見えています。

工事中、少量の散水しながらの工事を進めていきますが、

土の厚みがあり下にはなかなか水が入ってきません。

土の吸水力に驚きます。

 

また、今回は野地板の代わりに竹があり、強度も不安なため、

屋根に登らないで作業を進めています。

通常は土は屋根の上で袋に入れ、おろしていくことが多いのですが、

土を一度下へ落とし、運び出す作業に、手間と時間がより必要になっています。

 

古い建物は分別していくと、

竹と、土、瓦、木と、数種類の材料からできていることが分かります。

土埃の中の作業は大変ですが、

焼却処分しないといけないごみがないのはなんだか考えさせられます。

 

解体工事は月末に完了の予定です。

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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