2022.10.24
現場から
倉庫の布基礎工事

無事、小学校の運動会が終わった中西良行です。
奈良市の倉庫新築工事では、基礎工事が進んでいます。
輪和建設の新築では、面で支えるべた基礎を採用しているのですが、今回は布基礎。
一般に、工期の短縮と、費用を抑えることが可能です。
今回の建物は、屋根、外壁は鋼板の仕上げになっているため、
建物は軽く、基礎に負担のない構造になっているため、耐震性を考えても、
布基礎で十分という判断で採用しました。
このような工事をさせていただいていると、一般の方から
「昔は自分でブロックを積んで、自分で倉庫を建てた、それで十分だった」
という話をお聞きすることがあります。
本来は建築基準法に違反の可能性もありますが、
それに比べると、鉄筋コンクリートの基礎が必要な倉庫は、
過剰設計といわれることもあります。
そして、コストUPになってしまします。
設計が過剰かどうか、法律で決められているところは検討の余地がありませんが、
便利さ、快適性、安全性、耐久性、それぞれで自分で考えないとと思います。
家電製品でも、機能の1割しか使いこなせない私としては、
便利さはなくてもシンプルで、その分安価なもので十分と考えてしましますが、
健康・安全については少しぐらい過剰な設計でもいいのかもと考えます。
工事が順調に進めば来週には木工事に入ります。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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