HOME  >  ブログ  >  点から点へ、繋いで囲います。 | 地縄張りのこと|奈良の木の家工務店、輪和建設

2022.07.27

現場から

点から点へ、繋いで囲います。

現場監督の植田です。蝉の鳴き声を雨の音に空耳しました。これがいわゆる蝉しぐれ…。

 

 

生駒市のお家では、新築工事に向けての解体が無事終了しました。

 

解体後には地縄張りを行い、建物の配置がわかるようにしています。

敷地の境界などにある信頼できる基準点から、新しいお家の外周の各位置を測定していきます。

基準点からの距離は水平の場合のものなので、水平垂直も確認して測定します。

(水平垂直を確認する道具を一部ご紹介。リンク先の物は現代では少し形が変わったりしていますが、同じ原理で現役活躍中です。)

 

各点の位置をきっちり出さないと後々の点がずれてきてしまい、測り直しになってしまいます。

集中を切らさず行なうのが1番大切かもしれません。

 

今回は先輩監督に助けていただき、二人での作業でしたが、時には一人ですることもあるので、今回で地縄張りのノウハウをしっかり身につけておきたいと思います。

 

配置が確定してからは、さらに地盤調査や地鎮祭など様々なことが進んでいきます。

一つずつ着実に、喜ばれる家づくりに邁進していきます。

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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