2026.04.25
古民家のこと
床の間・床脇造作
戌亥です。
古民家の改装現場で和室の床の間と床脇の造作が始まりました。
和室の床の間や床脇は誰しもが一度は見たことがあると思います。
しかし、この床の間と床脇は細かな納まりなどを見出すととても多くの種類があります。
今回は造作工事を始める前に大工さんにも相談に乗ってもらい、納まりを決めました。

図面だけで打ち合わせをするとお互いのイメージにズレが出ることがあるため、大工さんが和室まわりの納まりが書かれた本を貸してくれました。
学生時代にもこういった本を見たことはあるのですが、実際に施工に関わるとなるとしっかりと目を通すようになります。
しっかり読み込むと意外と知らなかったことがわかったりと面白いです。
また、なかにはとても豪華な納まりもあり、一度は施工に携わってみたいなと思います。
事前の打ち合わせを行い、図面を作成しました。

そして材料が現場に届き、造作工事が始まりました。

写真は落とし掛けと呼ばれる材を取り付けたところです。
落とし掛けは正面から見た面が杉の赤身で柾目のものを使用しています。
こちらも材木店さんにお願いして、木取りをしてもらいました。
目がきれいに通っていていい材料が来てくれました。
右の写真は落とし掛けと柱の取り合い部を上から撮影したものです。
経年で柱と落とし掛けに隙間ができにくいように柱側にボルトを打ち込み、落とし掛けを引っ張っています。
見えなくなってしまうところではありますが、時間が経ったときに効果を発揮してくれます。
まだ落とし掛けの施工が終わっただけですが、これから造作が楽しみです。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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