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2023.04.27

古民家ブログ

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古民家のリフォームが終わりました

1月から施工させてもらっていた古民家のリフォーム

ですが、昨日完成しました。

古民家と言われる築年数100年位の家の改修は全国的

に増えているようです。

築40年から50年位の在来の家よりも人気があります。

住居としてだけでなくカフェや民泊、事務所に活用

する人もいます。

こちらの家は錠うきょとして回収させてもらってい

ますが、カフェや民泊に活用されるほうが多いです。

間取りや造りが活用しやすいですし、在来の家と違

ってヴィンテージ感があります。

古民家らしく黒くなった差鴨居がアクセントになって

います。

仕上げも杉の床板や羽目板、壁は漆喰にしています。

黒く燻された柱や梁があると杉の床板も節ありのほう

が似合います。

 

現代の家のように断熱性や気密性はありませんが、

開放的な雰囲気がいいです。

夏はおそらく窓を開放するだけで快適に暮せそうです。

冬はこちらの薪ストーブでゆらゆら揺れる炎でも見ながら

ゆっくり温まってください。

こちらは新築の家での気密測定です。

今まで気密性はあまり気にしてなかったのですが、

何もデータがないというのも問題なので現在施工中の物件で

測定しました。

予想していた程度の測定結果(C=1.1)でしたが、原因は判明

したので改善していきます。

開口部の仕様、サッシの種類によるところも大きいようです。

この隙間相当面積は実際どれくらいの数値が妥当なのか分から

ないところもあります。

また経年でどれくらい劣化するものなのかといったところも

わかりません。

この数値が家の性能を表すかのような見解もありますが、断熱性

を大きく損なう、または結露を招くようなことさえなければ

問題ないのではと思います。

現代の家は自然の風だけで空気が入れ替わる古民家とは真逆の

家づくりになっています。

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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