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2023.03.16

家づくりのこと

羽目板張り

戌亥です。

 

先日、古民家の改装をさせていただいる曽爾の現場に行ってきました。

断熱材なども施工が完了し、壁のボードや天井の羽目板張りが進んでいます。

 

 

今回の現場は天井に杉の節のない材料(羽目板)がふんだんに使用されています。

一般的にはクロス張りが多い箇所ですが、天井に木材が張られていると落ち着いた雰囲気になり、個人的にはとても好きです。

住宅では天井は空間を広く見せるために白いクロスが採用されることが多いですが、感覚の話しにはなるのですが、羽目板張りにしたからといって空間が狭く感じるようなことはあまりないように思います。

ただ費用的にはクロスよりも高くなるため、採用が断念されることもあります。

 

羽目板張りの他にも大和天井という2階の床板の裏側を1階の天井にしてしまう方法もあり、こちらは床板と天井板を兼用できるので費用的には安く済みます。

ただ足音などはダイレクトに伝わってしまうというデメリットもあります。

 

 

和室などになると竿縁天井などもっとさまざまな種類があります。

 

家の一部の部屋だけでも板張りにしてみるのもいいと思います。

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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