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2023.03.14

家づくりのこと

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一番乗りは快感なのか?

こんにちは!

中島です。

 

築100年の古民家リフォームは着々と工事が進んでいます。

足廻りの腐りや蟻害、建物全体の傾きが大きく、はじめはどうなることかと思いましたが、熟練の大工さんの経験と技術で少しずつ人が住める状態になってきています。

 

補強や新設下地をしていると間違えたかな?と思う事もしばしばあります。というのも新たに作り直す部分は水平や垂直を直さなければ最終的に納まらないことが多く、既存の建物は傾いているので既存部と新設部の取り合いの部分では上下左右で違いがでます。それを見た時どっいが正しいのか分からなくなるんですね。もちろん新設部分が正しいはずなんですが、全体が傾いていると人の感覚はそっちを基準に感じてしまうんですかね。

全体の傾きを完全に直せればいいのですが、なかなかそうもいかず、どこかでバランスをとって違和感が少なく感じるよう納められるかは大工の腕次第です。

 

話は変わりますが、犬走りなどの外部の土間には動物の足跡があることがよくあります。

この現場でも見かけました。

 

別の現場でも外構屋さんに新しくうってもらったコンクリートに先客がいたようで、くっきりと足跡が残っていました。

綺麗に仕上げたこちらの氣も知らずに堂々とした足跡でした。笑

うちたての綺麗な平面を誰よりも早く踏み締めるのはそんなに気持ちがいいんでしょうか?

一度試してみたいですが、さすがに人の足跡は許されないですよね。笑

方々から怒られるのが目に見えているのでやめておきます。笑

 

感じ方は人それぞれでしょうが、僕はこういう足跡も家造りのいい思い出なのかな〜なんて思ったりしています。

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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