2026.06.25
設計から
シックハウス症候群
設計の阿部です。
今、お打合せをさせていただいているお客様はシックハウス症候群に長年悩まされてこられた方です。室内のみならず外壁塗装を行った外部で洗濯物を干していて体の不調をおこしてしまうほど、重度のシックハウス症候群とのことです。
日本では石油危機を経て、家の省エネ性を向上させるため気密化が国をあげて進められた一方で、接着剤や防虫剤などの化学物質や薬剤が含まれた新建材が多用されるようになり、室内にそれらの化学物質がこもるようになってシックハウス問題が起きました。
それまでは日本の家屋は木材腐畜のリスクに加え、冬の寒さよりも夏の暑さを優先して開放的な構造でした。もし新建材を採用していたとしても、家の気密化が同時に進められなければ大きな問題にはならなかったかもしれません。しかし近年にいたっても冷暖房の効率化のための高気密高断熱化が進められている現状や、寒いすき間風はシャットアウトして快適性の向上を求める傾向はかわりませんので、材料の選定や換気に配慮するということが大切になっており、国も対策を行っています。
弊社はそもそも大手ハウスメーカーの下請をしていた時代に、専務がシックハウスの症候に悩まされたことをきっかけに、自然素材を採用した自然とともにある家づくりに転換した経緯があります。シックハウス症候群のお客様にとっては、材料の安全安全も多いに大切なことです。断熱材、外壁材、耐震パネル材、そしてキッチンやお風呂などの住宅設備についても、ひとつひとつ確認して、材料の選定を進めていきたいと思います。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
奈良・大阪・京都他で注文住宅の新築、リフォーム、古民家再生、古民家リフォームの施工事例はこちら↓


