2026.06.26
現場から
古民家の躯体
戌亥です。
5月の下旬から始まった古民家の改装現場では、傷んだ構造材の入れ替えが大方完了し、床の施工が進んでいます。
古民家の改装では、全ての構造材がきれいに残っていることは珍しいです。
雨漏れやシロアリの食害などで、多少なりとも傷んでいます。
今回の現場ではシロアリの痕跡はほとんどなかったのは幸いでした。
しかし、部分的に雨漏れによる腐食がありました。

傷んだ柱を根継ぎで補修しているところです。
最近では金物で対応することも可能みたいですが、古民家の柱は化粧として見せることもあるので、そこに金物が見えてしまうのも違和感があるため大工さんに加工をお願いしています。
柱の色味などは違ってしまいますが、不思議とあまり違和感を感じたりはしないです。

こちらは垂木の下にある桁という横架材が雨漏れで腐食していたため、解体した離れの桁を転用して入れ替えています。
解体してしまいましたが、横架材などはしっかりしていて解体屋さんもきれいにバラシてくれたので、きれいに納めることができました。
丸太のため、垂木の高さが狂わないように大工さんが慎重に入れ替えをしてくれました。
他にも傷んだところが何カ所がありましたが、材の入れ替えなどで対応し、床施工ができるようになりました。


左から
既存の床が解体された状態
大引と断熱材の施工が完了した状態
床の施工が完了した状態※養生しているため、床材が見えない状態です。

ロフトの床張りも終わりました。
今回は床板の裏面がそのまま天井となる大和天井という仕様になっています。
構造材の入れ替えに時間はかかりましたが、今後お住まいしていただく大事なお家です。
しっかりと直し、安心して過ごしていただける空間となるようこれからの工事も丁寧に進めていきます。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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