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2021.09.29

現場から

輪和建設の植田です。車の窓から見た田んぼが一面きれいな黄金色でした。

 

先日天理市のお家で解体工事をした際に、まだまだ使えそうな「古材」を取り置いていたのを、材木置き場へ移動させてきました。

柱だった欅や桧の他、梁として使われていた立派な松がトラックいっぱいになるくらいあり、今ではなかなかお目にかかれないくらいに太く長い材ばかりです。

木は保存状態が良ければ百年単位で使える長生きな材料です。年数が経つほど強度が増すものもあり、経年による味わいも併せて捨ててしまうにはもったいないので、新築や古民家再生に役立てられます。

ただすぐに使えるわけではなく、刺さっている釘などを抜いて表面を整え、場合によっては欠けた部分を木で埋める必要があります。

そうした手間がかかることで、加工費としてお金がかかることになるため、古材の利用が活発になりにくい一因となってしまっています。

せっかくの材料を無駄にしないよう、使い先まで見据えてやりくりしていきたいと思います。


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった木の家づくりをしています。
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