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2021.09.30

スタッフブログ

「思う」

中西春代です。

 

本日は、2棟の木工完了検査があり現場に行ってきました。

どちらも古民家のリノベーションで完成してからは隠れてしまう一工夫の技術で耐震を保ったり、仕上げを美しく見せたりしています。

設計書通りにもいかないことがあり、お客様にも変更の打合せに現場に足を運んでいただきました。

暑い中、雨の中、本当にお付き合いいただきありがとうございました。

 

ゴールは円満に完成することはわかっていても、柱の倒れ方や傷み具合で途方に暮れることもあります。

そんな時を乗り越えるのは、やはり「思い」なのだと思います。

 

ご家族皆様が安全で安心して暮らしていただきたい。

子孫繁栄し次の代まで引き継いでいただきご先祖様に喜んでいただきたい。

そんなことを家づくりを通して「思う」のです。

 

そしてお引き渡しを終え、ある日その「思い」が現実になっていることに驚き感動し喜びに満たされてきたのです。

その喜びを知っているから乗り越えていけるのです。

 

現場に立ち、まだ外部は養生をしていますが、リビングの窓を眺めました。

空が見えます。

青空、曇空、夕焼け、雨、雪を眺めながらご家族がいろんな思いを抱き日々を過ごされるのだと。

どんな時も空を見上げて心静かになる場所であることを信じます。

 

さて、明日からは仕上げの職人さんが活躍してくれます。

また見違えるように現場は変わっていきます。

すべての人、すべての事に感謝して完成を待ちます。

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった木の家づくりをしています。
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