2026.09.22
木の家づくりのこと
古民家のこと
自然素材のこと
古民家のようなシンプルな家がいい(社長)

古民家のリフォームをよく施工させてもらいます。
現代の家にはない大きな梁や丸太といった構造材や真壁の造り、間取りに人気があるのでしょうか。
また古民家はその大きな構造材やもともとは水回りが離れや土間にあったから長持ちしているといわれます。
リフォームをしていて思うのは古民家は造りがシンプルです。
天井があるのは和室(座敷)くらいのものでその他の部屋は天井はありません。
大和天井(ササラ天井)と言って2階の床が下から見えているだけです。
その床を支えている梁も意匠になっています。
また現代の家では出入り口には方立と鴨居あるいは敷居といった枠材が取り付けられますが、古民家は差鴨居という構造材が鴨居になっています。
また方立は柱がその代わりをしています。
現代でも真壁の和室があれば柱が方立の代わりをしています。
大壁にして柱や鴨居を隠してしまうので新たに出入り枠を付ける必要が出てきました。

このような天井や造作材がなければ大工さんの仕事も少なくて済みます。
現代では必ずと言っていいほど使う野縁や胴縁といった石膏ボードの下地になるような木は古民家にはありません。
しかし真壁にすると柱や鴨居といった構造材が見えてしまいます。
なぜかそのように見えるところには節のない木を選ぶ傾向があります。
外部の屋根の軒裏もそうです。
化粧垂木と呼ばれる木は鼻無地と言って見えるところには節のない木を使います。
1等と呼ばれる普通に節のある木と上小または無地と言われる木とでは全く価格が違います。
4倍から5倍くらいの違いがあります。
しかし節を気にしなければ1等材でも問題はありません。
これは昔からある真壁の和室が関係していると思います。
どの家の和室も節のある柱は使われていません。
家づくりはどこにお金をかけるかという人それぞれの考えがありますが、節を気にしなければ材料費を抑えることもできます。
そして造りを古民家のようにシンプルにすれば施工費も抑えることができると思います。
現代は断熱や耐震といった性能重視の家づくりが多くなりましたが、家の仕様、造りそのものもシンプルにしてみるのもいいかと思います。

昨日は友人と玉置神社に向かいました。
実は向かったのですが渋滞にはまり途中で引き返してきました。
玉置神社と言えば「神様に呼ばれた人」しかたどり着けない神社と言われています。
神様が今来るべきかどうかを判断するんだそうです。
今来るべきでない人は車が故障したり、ナビがバグって道に迷ったり、悪天候による通行止めにあったりするんだそうです。
実際、結構な山奥でつづら折れの坂道を登っていかなければなりませんし、カーナビは圏外でした。
まだお呼びではなかったみたいですからまたの機会に行ってみます。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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