2026.04.12
現場から
天井の仕上げ
戌亥です。
古民家の改装工事の現場では縁側の天井工事が進んでいます。
今回の現場では縁側は竿縁天井という仕上げが施されていました。
断熱工事などもあり、竿縁天井の竿部分だけを残して板材は解体しています。

↑これが竿だけを残した状態です。
和室も同様に竿だけを残して、仕上げで再度竿縁天井を施工し直します。
縁側は今回、節のないきれいな野地板が手に入ったので、

大工さんに裏ジャクリの加工をしてもらい天井板に使用しました。
裏ジャクリを入れることで天井面が平滑になじみ、きれいに見えます。

↑これが施工が終わったあとです。
左は玄関から歩いていくと見える状態で、右は反対側から歩いたとき見える状態です。
左は板と板の段差に影がついていて、右には影がなく少しのっぺりしているように見えるのがわかるでしょうか。
影があるほうが立体感があります。
和室の竿縁天井も来客される方が入る入り口からは必ず影が見えるように天井が作られているそうです。
竿縁天井の和室は仕事柄よく目にするのですが、そこまで注意深く見たことがなかったので、大工さんに教えてもらったときは驚きました。

なかなか天井をまじまじと見る機会はないと思いますが、古民家や寺社仏閣で竿縁天井を見た際には影の向きなども見てみると面白いかもしれません。
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