2025.06.16
古民家のこと
古民家の良いところは・・・(社長)

急に暑くなりました。
梅雨に入っているはずなんですがあまり降らないですね。
今日は「ナラタテ」という番組の取材でした。
やっぱりいきなりマイクやカメラを向けられると思った
ようには話せません。
築50年くらいの家のリフォームはどんなところに気を付け
ていますかと聞かれたのですが、それくらいの築年数の
リフォームはほとんどなくリフォームというとほぼ古民家
です。
築100年から200年位の家です。
古民家の良いところはどんなところですか。
農家住宅であれば大きな構造材と現代の家にはないあの
開放感でしょうか。
町屋となるとまた違います。
大きな構造材はなく繊細な造りになっています。
ウナギの寝床のような間取りと通り土間でしょうか。
今の生活洋式に合わせようとするとどちらも使い勝手として
は不便です。
古民家のリフォームはほとんどそこで暮らし続けるための
リフォームです。
構造をなるべく崩さず(傷めず)なるべく生活導線をよく
なるようにリフォームします。
リフォームの目的は水回りの取替もありますが、ほとんどが
耐震と断熱が目的です。
農家住宅のような古民家は構造材も大きく築40年から50年の
家よりも頑丈です。
そして伝統工法と言われる昔の家は木材の継ぎ手や仕口、
大きな差鴨居や土壁の中にある貫で構造を持たせています。
現代の家のように筋違や合板はほとんどありません。
それだけに現代の家よりは揺れやすいです。
ですから古民家の耐震はその揺れをできるだけ小さくして
あげることです。
断熱は耐震よりも難しいかもしれません。
スケルトンにしてしまえば解決できますが、土壁はそれだけ
で耐力壁にもなり、調湿や蓄熱といった機能もあります。
造るにしても手間がかかっているのでできればそれは残した
いです。
となると開口部、窓、床、天井の断熱になります。
気密性は頑張っても期待できません。
できるだけ古民家らしさを残してより安全に暮らしやすく
そしてさらに50年以上は安心して暮らせるようにそう思って
リフォームさせてもらっています。

協力業者会の研修旅行で鞆の浦にある「対潮楼」に来ています。
「日東第一形勝」日本で一番美しい景勝地という意味です。
右手前にある島が「皇后島」
第14代の神功皇后が立ち寄ったとされています。
有名な方でお札の肖像画の第1号になった人です。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
奈良・大阪・京都他で注文住宅の新築、リフォーム、古民家再生、古民家リフォームの施工事例はこちら↓


