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2020.03.8

社長ブログ

コロナウイルスの影響

新型コロナウイルスの影響ですが、住宅業界では

直接的な影響は少ないと思っていましたがこれだ

け長引くとこれから先かなり影響が出てきそうです。

 

家づくりは時間がかかります。

もちろんかなり短い工期で引き渡しをするところも

ありますが、当社では着工から半年くらいが目安です。

また、当社では新建材はほとんど使わないのでフロア

ーや出入り枠といった建材類が入荷できなくてもほぼ

影響はありません。

困るのは住宅設備、ウォシュレット、洗面台、システム

キッチン、バスユニットなどです。

これらの商品は造作完了後、完成直前に設置するもので

すが、幸い受注停止の影響を受ける前に引き渡しを済ま

せることができてあまり影響は受けていません。

 

しかし、まともに影響を受けた工務店もたくさんある

ようです。

部品供給などは「改めて中国に頼っている現状」を思い

知らされたようです。

「工期の延長」「着工の遅れ」なかには「施工現場の

ストップ」といったことが起きています。

家は完成してもウォシュレット一つがついていなければ

引き渡しはできません。

水回りの交換といった小規模リフォームをしている工務

店では仕事はできなくなります。

当社もこれから着工、造作中、これから契約、といった

現場があります。

完成のころには「収束しているだろう」という見込みを

持っていますが、不透明ではあります。

最悪の場合を想定して事前の報告が必要になるかもしれ

ません。

施工だけではなく、メンテナンスも心配です。

住宅設備機器は故障の可能性があります。

アフターメンテに連絡しても部品がなければ対応できません。

 

1日でも早く収束することを願うしかありませんが、収束後

の影響は長引きそうです。