2021.11.11
輪和の雑学
現場から
墨付け・刻み
こんにちは!
見習い大工の中島です。
今の現場は増築とリフォームの現場ですが規模が大きいため、現場での加工だけではなく2週間ほど墨付け、刻みをしに吉野へ行っていました。
吉野の方はやはりとても寒く、一足先に冬を感じていました。
見習いを始めてから初めての墨付け、刻みです。
何もかもが初めての僕に棟梁の稲田さんは1から10まで丁寧に教えてくださいました。
墨付けと刻みの基本や手道具の扱い方、図面の見方、寸法の計算方法、木の癖を見てどう配置するのか、それぞれのコツなど稲田さんの経験からの知恵を教わり、稲田さんが墨付けされた木を不慣れながらも慎重に一つずつ加工をしていきました。
その中で台持継ぎという継手を刻ませてもらいました。
教わった手順とポイントを押さえながら加工していき、なんとか形にする事ができました。
墨線の通りに加工すればピッタリ合うはずなんですが、線の内側を切るのか外側を切るのか1mmにも満たない誤差だけでも組んだ時に違いが出ます。
ほんの少しも余分な部分が残らないよう、平面を加工する時は指矩を当てて光を透かしながら少しずつ削り取っていきました。
自分の刻んだ継手を実際に組んでみてピッタリだった時はホッとしました。笑
ほんの少しの誤差が建物の狂いにつながると肝に銘じながら正確な仕事を手早くこなせるように精進していきたいと思います。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった木の家づくりをしています。
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