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2026.03.20

輪和の雑学

東福寺の経蔵の屋根

中西春代です。

 

先日、東福寺近くに住む友人に誘われ、毎年3月の3日間だけ公開される東福寺涅槃会に行ってきました

先ず、本堂の堂本印象氏による天井画『蒼龍図

この三日間は下から見上げることができ、その荘厳さに言葉を失います。

そして『明兆筆大涅槃図

縦12m×横6m、その大きさに驚き、通常涅槃図には描かれることが少ない猫を探すことを楽しめます。

 

次に三門

この写真は東福寺さまのホームページよりお借りしました。

 

この三門の屋根の隅々に柱が見えますが、これは豊臣秀吉が天生大地震の修理で建てさせた柱で太閤柱と言われているそうです。

この三日間は2階まで上がることができ、洛中の北西を守る大文字山に対して、東福寺は洛外でありながら対角線上の東南を守っています。

南西には梅田のビル群まで見渡せます。

 

そして、屋根の美しさで感動したのが経蔵です。

屋根の一番高い所から四隅に下る隅棟ののし瓦。

四角の瓦に菊の文様が施されています。

これが格調高く美しいのです。

この写真ではうまく写っていなくて残念です。

 

東福寺といえばもみじで有名ですが、私は以前紅葉の頃2回行ったのですが、人ごみと警備員さんの『立ち止まらないでください』の拡声器の声が印象でした。

今回は、人も少なく、葉を落としたもみじの木漏れ日が美しく、改めて東福寺の良さに気づきました。

色を落としたからこそ見える建築物の威厳。

守る人がいるからこそここにある美しさ。

やはり、建築は用途と美のバランスだと思いました。

 


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